換気設備『全熱交換器』
- 2021.07.30
- 業務用換気機器
熱い夏の季節は日焼け対策が肌への影響だけでなく元気に過ごすためにも必須です!
紫外線を浴びると疲労原因物質の活性酸素が大量に発生する事が日焼けをした後の疲労感の原因です。
絶対に日焼けをしたくない方へはトライアスリート用の日焼け止めクリームがおすすめなので
お悩みの方はぜひ探してみてください!!
さて、コロナ禍で換気を励行されている昨今ですが
冷房が欠かせないこの季節に窓を開放しての換気は控えられるならば控えたい事かと思います。
今回ご紹介するのはそんな季節にもぴったりな
換気をしながら調整した温度を保つはたらきをする換気設備『全熱交換器』です!
厚生労働省からも商業施設など
多数の人が利用する環境において、換気の悪い密閉空間を改善する換気方法の一つとして
窓開放による換気の他に機械換気(空気調和設備・機械換気設備)による方法が推奨されています。
通常の窓開け換気(自然換気)の場合
環境によっては排ガスなどの気になる臭いの他
花粉や土埃、虫などが侵入したり
天気が崩れている際は雨の吹き込み等々…でもっぱら窓開けが難しい場合もあります。
ですが、全熱交換器を稼働させれば、窓開けをせず換気をしてくれるというわけです!!
機械内の ” 熱交換素子(エレメント) ” で吸い込んだ空気を交差させることによって
室内から吸い込んだ空気の熱が取り込んだ外気に移される仕組みとなっています。
上記を踏まえ、夏と仮定して全熱交換器のはたらきを簡単に説明していきます( ・ω・و(و “
エアコンなどで調整された室内の冷えた空気を吸い込むのと同時に屋外から熱い新鮮な空気を取り込み
どちらも全熱交換器に運ばれます。
取り込んだ両方の空気を熱交換エレメントで交差させ、冷たい熱が外気に移されることにより
冷やされた新鮮な外気が室温に近い温度で供給される為、室温が大きく変化することがなく
快適な環境が保たれます。
調整した温度が保たれたまま換気ができるので窓開け換気や換気扇を使用した換気と比較し
熱ロスが少なくなりエアコンの負荷も減らされ、省エネにも繋がってきます。
ここまでご紹介してきましたが、勿論どんな環境下でも設置できるわけではありません(っ´;ω;`c)
全熱交換器は温度と一緒に湿度も交換する仕組みとなっており、その際に湿気とともに臭いも室内に
戻してしまいます。
そのため浴室やトイレのような湿気と臭いの強い空間からの排気取入はできず、そういった環境には
他の換気設備を設置しなければなりません。
今回、2つに分けて換気に関してのご紹介をさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
これからお盆の時期も控え、人の往来が慌ただしくなる季節がやってきます。
ワクチン接種もなかなか進まない状況ですが
個々人で行える予防を万全に行い、健康な毎日を過ごしていきましょう。
※黒澤工業へご来社頂く皆様へのお知らせ※
マスク着用、玄関口での手指消毒のご協力をお願い致します。
また、お打合せの際のお茶出しは差し控えさせて頂きます。
今後も感染予防徹底への取り組みを継続してまいりますので
ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、今日も一日ご安全に!!
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