塩ビダクト施工現場訪問
- 2021.12.27
- その他
10月・11月某日、局所排気装置の施工現場へ筆者もお邪魔して参りました٩(¨ )ว=͟͟͞͞
今回は化学工業系の会社様での改修工事となり
有機溶剤も扱われることから、ダクトの素材は塩ビ(PVC)ダクトにてご依頼を頂きました。
※先日の記事に記載した通り、塩ビダクトは耐薬品性の特徴があります
【 施 工 内 容 】
局所排気ダクトの吊り込み工事
材質:塩ビ(PVC)
工法:アングルフランジ工法
金属製のダクトとは違い、ある程度繋げても重量がそこまで出ない為、効率よく作業を進めます。
簡単に上げているように見えますが、塩ビダクトの場合は割れる可能性もあるので慎重に作業します。
枝ダクトの取出部には上下に補強リブを付けます。
補強リブは事前に形を決め用意できるものではなく現場でカットをして調整していきます。
すべて手作業で地道に溶接を行うだけではなく
このように☞細かな作業を多く求められたり
前述の通り☞複数人での作業を要したりするため
塩ビダクトは施工に時間がかかります(、.ო.)、
接続されていない部分は機器取付箇所です。
今回こちらにはCAVを取り付けました。
※CAVとは:流れる風の速さをセンサーで計測し、ダクト内に決められた風量を流す装置です。
管の先にあたる部分は機械の取付となるので室内側での弊社の作業はここまでになります。
施工の最終段階は外部への竪管取付作業です。
継ぎ目ごとに溶接をしなければならない為、限られたスペースでも作業が必要になります。
外側2人・内側1人でダクトを支え、残りの2人がズレなどがないか確認しながら溶接していきます。
これで部屋内外の接続が完了となります!
部屋から出したダクトと接続するファン部分。
ファンから伸びているのは塩ビのキャンバスです。
キャンバスでファンと繋がっているのがスクラバー部分となります。
※スクラバーとは:排ガス洗浄装置の事で局所排気装置から排出される有毒ガスを大気放出させるため
フィルターや中和液を用いて中和処理を行う設備
※ファンと一式でスクラバーと呼ぶ場合もあります
都合により完成形をお見せできないのは残念ですが以上が塩ビダクトの施工の様子となります\( ˙▿˙ )/
塩ビダクトの製作及び販売を今年よりスタートして以来、多数のお問い合わせを頂いております。
今回のような改修工事は勿論の事、局所排気設備の見直しなどのご相談も承っております!!
まずは一度、弊社ホームページのお問い合わせフォームもしくはお電話にてご連絡下さい*( ᐛ )( ᐖ )*
それでは、今日も一日ご安全に!!
黒澤工業はダクトの設計・製造・施工まで、すべて自社で一貫して行っております。
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