コロナやインフルエンザなどのウイルス対策の観点から、換気への対策意識が高まっています。
窓開けをして換気をする場合も、換気扇を使って換気をする場合も、どちらも外気を部屋の中に入れることによって、部屋が寒くなったり暑くなったりと気温の変化が生じます。
また、ほこりが入ってきたり、季節によっては花粉が入ってきたり、などの衛生面や体調にも影響します。
換気設備を導入することによって、室内の温度の環境が悪くなると危惧される方は、全熱交換機や外調機を活用することで、換気による気温の変化に対応できます!
室内と室外の空気を交換する部品を通して、外から取り込んだ空気を、室内から排出する空気で冷やしたり暖めたりすることで、室内の温度の環境に近づける省エネルギーシステムです。
室内の汚れた空気を室外に廃棄して新鮮な空気を取り込みながら、気温の変化は和らげることができます。
外気処理空調機の略称で、全熱交換機だけでは対応しきれないような換気量(大風量)の場合は、外調機を活用して換気に伴う温度の変化に対応いたします。
外調機は、主の空調機が取り入れる前に、外気を室内設定温度程度に調整するため、室内の空調設備の負担を軽減させることが可能です。
「テナントを借りたけど、換気量が規定に達しているのかわからない」
そのような場合は、まず調査からいたします。
飲食店やオフィスなどには建築基準法によって定められている換気量があります。
建物が古い場合は、昔の建築基準法に基づいて建物が設計施工されているため、規定の換気量を上回っていない可能性があります。
そのため、しっかりと調査をしたうえで、適切な換気設備の見直しをしましょう!
「テナントの中を大規模リフォームしたら、換気に偏りができてしまった」
リフォームの際に、風の流れまでを考慮して設計してくれない業者がいるため、部分的に風の通りが悪くなったと感じる、というご相談にも対応いたします。
風の流れを修正するため、換気設備やダクトの設置場所を変えたり、設備を増やしたりなど、さまざまなご提案をいたします!
部屋の種類や用途などにより異なりますが、必要換気量の決められた計算方法があります。
大きく分けて、1人当たりの専有面積と、部屋の床面積当たりで求める方法の2種類です。
例 : レストラン・喫茶店などの飲食店で、営業の用途に供する部分の床面積が10坪(33.0579㎡)、人員14人の場合
(20×33.0579(㎡))÷(33.0579÷14(㎡))=280㎥/h
会社名 | 標準在室密度 (㎡/人) |
標準在室密度 (㎡/㎥・h) |
---|---|---|
事務所 (個室) |
2 | 6 |
事務所 (一般) |
4.2 | 7.2 |
レストラン・喫茶(普通) | 1 | 30 |
レストラン・喫茶(高級) | 1.7 | 17.7 |
小会議室 | 1 | 30 |
バー | 1.7 | 17.7 |
食堂 (営業用) |
1 | 30 |
ご要望次第では、2倍・3倍にも換気量を設定してご提案することが可能です。
必要換気量よりも換気量を増やすことで、室内の空気循環がさらに良くなり、空気の入れ替わりをより速いスピードで行うことができるため、コロナやインフルエンザなどのウイルスへの対策になります。
店内の換気対策の徹底をアピールできる材料となり、集客率にも影響を与えるかと思いますので、ぜひこの機会にご検討ください。
必要な書類等の準備の作成がございましたらお手伝いさせていただきますので、ご相談ください!
※助成金に関する詳細につきましては、各都道府県の担当窓口へお問い合わせください。
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